北陸石川県七尾市に仕事の都合上により単身にて
数年生活し今では第2の故郷と思う地域でもあります。
思い出は沢山あり特に心に残っている衝撃的なイベント
を是非、紹介したいし来県して欲しいです。
それは『石崎奉燈祭☆いっさきほうとうまつり☆!』
8月第1土曜日に開催されるお祭りです。
町主催のお祭りの中でも迫力は別格と言っていいです。
石崎町は漁業地域でイメージは『海の男達』の暮す町です。
その男達が、重さ約2t・幅約2.5m・高さ約12~15mの奉燈を
狭い街並みを担いで回ります。その奉燈数は7基です。
お祭り当日、お客様に食事に誘われ【こなみ】って言う
地域では有名店で通年通しておでんが食べれる場所です。
店は小さいですが味は最高で市外からも多数訪れてくる店です。
そこでお客様が突然!
「サッカサイ、サカサッサイ、イヤサカサー」でも行くか!
奉燈祭は、担ぎ手や周りから威勢のいい掛け声が響き渡るのも特徴です。
その距離が近いので迫力は凄く、23時を過ぎていたので奉燈に灯火が
献じられて浮かび上がった武者絵や大書の墨字が幻想的な空間引きだして
います。
祭りの迫力はこれで少しは想像出来ると思いますが実はこの奉燈祭の
紹介したいのはここでは無くビックリするのは石崎町の家の事です。
石崎町、奉燈が回る地域の家は、玄関のドア、窓のドア等、を外して
見せていると言う所です。
時間構わずです。夜中でも全部解放しています。理由は家自慢です
周りの方に【どうぞ我が家を覗いて下さい。】そして上がって行って
下さいって言う意味だそうです。
家に鍵を掛ける方はどこもありません。それどころかビックリした
のは、ご一緒していたお客様が一軒のご自宅に上がったのでご一緒して
飲み物や食事をさせて頂いていた家は、お客様の知り合いの家では無く
今日は始めて御訪れた家だった事です。
石崎の奉燈祭はこの各ご自宅に勝手に上がって好きに飲食が出来る
所です。でも約束事はあります。家に上がる際は玄関口で、
『この度はおめでとぷございます。』とお祭りを祝う言葉を発して
から家に上がる。入る家は好きに選んでいいんです。
外からは家の中が丸見えなので好みで選べます。
あの能登出身の相撲取り☆元横綱輪島さん☆の家もその限りですね、
プレイベートが無い1日になります。
家にまねく事で1年の漁をねぎらう意味もあるそうなので初めて
行かれる方はビックリ!すると思われます。
奉燈の迫力や周りからの威勢のいい掛け声、そして住民の生活
全て祭りとしてのスケールが違うそれが石川県七尾市石崎町の
石崎奉燈祭☆いっさきほうとうまつり☆です。