ビジネス・家事・育児など、日々生活しているだけで疲れは溜まるものですね。そんな時に、体も心も寒暖差疲労も癒してくれるのは、何といっても温泉です。
ランキングサイト ランキングー!!が、10~60代の男女4,141名を対象にアンケートを行い、♨️人気温泉ランキングを発表しました。今回は、ランキングのなかからトップ5をご紹介いたします。
第5位 箱根湯本温泉(神奈川県)
第5位には神奈川県の「箱根湯本温泉」がランクインしました。ここは日本有数の温泉地として1,200年以上の歴史を誇ります。
その歴史の深さから温泉以外にも見どころが多く、戦国時代を代表する武将・北条早雲の菩提寺である「早雲寺」や、「箱根観音 福寿院」が有名です。そのほかにも「玉簾の滝(たまだれのたき)」という、古くから多くの文化人に愛されてきた滝もあります。
東京都心から電車で約2時間という距離も魅力のひとつです。都心部に住んでいる場合、週末に気軽に訪れることができるのも人気の要因ですね。
第4位 道後温泉(愛媛県)
続いて第4位には四国・愛媛県の「道後温泉」がランクインしました。道後温泉は、日本三古湯のひとつといわれる歴史のある温泉です。万葉集に登場して、何といっても文豪・夏目漱石の名作・坊つちやん・にも描かれていることでも有名です。
訪れた人たちからは「歴史や雰囲気が良かった」というコメントや「肌がツルツルになった」というコメントが寄せられています。温泉の効能は、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩といった関節などの病から胃腸障害、そして自律神経不安定症やストレスによる不眠症など多岐にわたっているのも魅力です。
第3位 草津温泉(群馬県)
第3位には群馬県の「草津温泉」がランクインしました。ここも日本を代表する名湯といわれ、江戸時代の儒学者・林羅山が有馬・下呂に並ぶ日本三名泉のひとつに数えています。また、「温泉統計ベスト10」(一般財団法人日本温泉協会)によれば、自然に湧き出る温泉の量である「自然湧出量」は日本一ともいわれています。
その泉質は強い酸性で、強力な殺菌力を持つそう。また有名な温泉施設「熱乃湯(ねつのゆ)」では、江戸時代から伝わると言われる独特の入浴法である湯もみがショー形式で観られます。
そのほかにも、草津の水を使った温泉まんじゅうや温泉たまごなどグルメもそろっており、さまざまな魅力を持った温泉です。
第2位 別府温泉(大分県)
第2位には大分県の「別府温泉」がランクインしました。別府温泉は・別府地獄めぐり・など観光名所も盛りだくさん。
10の泉質があるとされ、さまざまなお湯を楽しめます。試したい効能や気分に応じて好きな湯を選べるのが魅力のひとつですね。湯の色も透明、白、青、褐色などさまざまあります。
そして一番の注目はその入浴法です。普通の全身浴をはじめ、蒸し湯、砂湯、泥湯などが楽しめます。
また別府温泉を訪れたら、地獄めぐりははずせません。噴気・熱泥・熱湯が織りなす、海地獄・血の池地獄・龍巻地獄・白池地獄・鬼石坊地獄・鬼山地獄・かまど地獄をめぐる地獄めぐりの迫力には圧倒されるはずです。
第1位 湯布院/由布院(大分県)
第1位には大分県の「湯布院/由布院」が輝きました。国内の有名な温泉といえば湯布院/由布院の名がすぐに連想されるのではないでしょうか。露天風呂だけでなく、共同浴場なども多くあります。
800を超える全国第2位の源泉数を誇り、この豊富な湯量に加え、周囲を美しい自然が取り囲んでおり、観光地としての魅力は国民保養温泉地にも指定されているほどです。
温泉以外にも、見どころは、標高1,583mの「由布岳」は東と西に二つの頂上を持ち、全国から登山ファンが訪れる人気の山です。その由布岳のふもとにある「金鱗湖」は、湖底の一部から温水と清水が湧き出ている珍しい湖です。湖面に、映る景色も美しく、湯布院でも定番のインスタ映えスポットになっています。
ちなみに、湯布院か由布院どちらなのかという疑問がわきますが、これは町の大合併により表記がさまざまに分かれてしまったため、どちらも間違いではないとのこと。いまは「ひらがな」表記が増えているようですね。