クリスマスのイベントなどの時にはローストチキンを用意する方もおられるかと思います。ローストチキンはフライパンで作ることが出来ます。レモンやはちみつなどを使って調理するローストチキンもあります。
レモンやはちみつを使用する場合はまずレモンをスライスします。半分を絞ってボールに入れます。そこにはちみつを加えて混ぜ、レモンスライスを入れてさらに軽くかき混ぜます。材料をフライパンで強火で熱します。
焼き色がつくと取り出してフライパンをふいておきます。
次は中力粉に塩と胡椒をそれぞれ半分、鶏むね肉にまぶしていきます。まぶすと少し多めに中力粉が付くと思いますが、それははたき落としておきます。オリーブ油をフライパンで熱し、鶏肉の両面へと焼き色を付けます。
ここでいったん火を止め鶏肉を取り出しておきます。再びオリーブ油をフライパンに加えて熱し、玉ねぎやオレガノ、ミント、ニンニク、塩と胡椒を加えます。これらの材料をきつね色になるまで炒めた後、最初に混ぜたレモン汁と鶏がらスープを合わせます。
ここで鶏肉をフライパンに戻し、蓋をして弱火で10分煮込みます。玉ねぎなどの水分を使って焼くことにより、ローストに近い味わいを醸し出していきます。
実際にローストチキンするには燻製機が必要となりますが、この方法であれば燻製の味わいをフライパンで作ることが出来ます。煮込んだらレモンのスライスを鶏肉の上に置いていきます。
この段階で鶏肉にはほとんど火が通っているように見えるかもしれませんが、実際にはまだ通っていない可能性があります。また、カリカリ感もないので蓋をせずに焼いていきます。
ここでの焼き方はお好みで大丈夫ですが、5分以上中火か弱火で焼くことをお勧めします。
鶏肉は一気に加熱した方が美味しいと思われがちですが、実はじっくり焼いた方が旨味が出やすいといわれています。
そのため、火が通るまではある程度弱めの火でじっくりと焼いて、最後に強めの火で仕上げていきます。表面がカリッと焼きあがったらフェタチーズを振りかけて完成となります。
レモンやはちみつがあまり好きでない場合はそのあたりを抜いて作っても問題はありません。
玉ねぎと塩やコショウで味がつきます。鶏むね肉では固くなってしまうという場合は鶏もも肉を使用することをお勧めします。
中力粉は薄力粉で代用することが出来ます。玉ねぎを炒めるときは少し長めにするのがお勧めです。フェタチーズはお好みに合わせて多めにしても問題ありません。