夏休み自由研究

夏休み自由研究とは文字通りに夏休みの期間内に何らかの研究を子供がするといった学校の宿題です。小学生の内に一度でも経験したことがあるという日本人が多く、研究対象は基本的に自由になっていることから自分で好きなものを研究したという方が大多数にもなっています。

近年では小学校の低学年の生徒に夏休み自由研究の宿題を出して、高学年にはあまり出さないといった学校も増えてきていることでも有名です。

では具体的にどんな夏休み自由研究を行い学校にテキストを提供した子供が多いのかというと、植物観察と動物観察が昔から人気で特に多くなっています。
例えば朝顔や夕顔、ひまわりといった夏でも枯れにくい植物の成長過程を絵日記に記録するようなものや、ペットの犬や猫の仕草などから生態観察を行うようなものがあります。比較的手軽でお金のかからない自由研究であることから、保護者にとっても便利であることが強く影響を与えているとも言えるでしょう。

ただ夏休み自由研究は本当に自由度見方が高いことから、夏休みにのみ開催されているイベントに参加してその感想と評価などを課題にするような子供も実際にいます。夏休みのみに開放される海に行きどんなお店が出ているのかや子供と大人の比率を比較する、夏限定のイベントに参加して改善点も含めてイベント全体の評価を行うなどといった記述をまとめた記事を提出しても怒られないです。

関連記事

プラモデルや絵を作って、どのような苦労をしたのかも含めて提出子供の少なくありませんので、遊び感覚で出来る宿題なのだと捉えておいて構わないでしょう。

また裏技のような要素が強いのですが、インターネット上で他人が完成された夏休み自由研究をそのままコピーして学校に提出する子供も実のところ少なくありません。植物観察や動物観察を小学校低学年の生徒が行ったところで内容が似通ってしまうので、ネット上のブログやホームページに掲載されているものを少々手直ししてそのまま提出しても問題にならないことが多いからです。

つまり夏休み自由研究なんて面倒なので行いたくないと考えてしまう子供は、少し知恵を使うことで一時間足らずで課題を済ませてしまうことも可能になっているのです。自分用のパソコンやスマートフォンを持っている子供が増えてきたことがその背景にあると言えるでしょう。
決まった答えの無い極めて珍しい宿題なので、子供の自主性を促すのが自由研究の最大も目的だと認識しておいて問題ありませんね。

スポンサーリンク







シェアする

フォローする