さまざまなことにチャレンジし、多様な経験をしてきた学生と、一つのことに没頭し、継続して頑張ってきた学生、どちらを採用したいと思いますか?」と質問したところ、「さまざまなことにチャレンジし、多様な経験をしてきた学生」と答えた人事が63.8%、「一つのことに没頭し、継続して頑張ってきた学生」と答えた人事が36.2%という結果に。
世代別に見ると、20代においては、「さまざまなことにチャレンジし、多様な経験をしてきた学生」と答えた人事の46.4%に対し、「一つのことに没頭し、継続して頑張ってきた学生」と答えた人事が53.6%と上回り、全体とは異なる結果となりました。
「さまざまなことにチャレンジし、多様な経験をしてきた学生」を採用したい企業は「異なる環境に適応できる柔軟性」を求めている
ビジネスの世界において大きな成果を出す人と、
そうではない人の差、そこには、
「努力の差」があるのは事実です。
ただ、それよりも、
「素直さの差」の方が要因として大きいと、
最近感じています。
指示されたこと、指摘されたことに対し、
素直に実践する方は、決して多くありません。
最初の一歩でさえ、
踏み出す方が少ないのです。
その一方で、素直に行動ができる方は、
あっという間に大きな成果を出します。
自分の不要なプライドを捨て、
偏見を持たず実践し、
早期に自分のものにしてしまうのです。
私達は、頭で理解したつもりでも、
それを実践しなければ何も起こらないということを、
改めて、認識したいですね。
成功を積み重ねる方達の様子を見ると、
1つ1つの行動をそこまで重くは捉えていません。
「あの人が、これで成果を出しているのだから」
と素直に、軽い気持ちで
試している方が大多数です。
もちろん、実践の段階では詳細に、
漏れが無いように詰めていくのですが、
無駄なことを考え過ぎて
行動ができないという状態には
陥らないようにしています。
慎重派の私でも、
自分が納得してやると決めたら、
後ろを振り返らずに進んでいきます。
インターネットの台頭により
ビジネスにおいてのリスクが
ほとんど無くなった現代は、
チャレンジした者勝ちだと言えるでしょう。
ですから、辿り着きたい未来があるのであれば、
その未来を実現している方の意見を、
素直に吸収していくべきですね。
現代は、素直に学べるようになれば、
その学びの対象にも恵まれている時代です。
例えば、私自身、
Facebook、Twitter、ブログなどで
素敵な発信をしている方を見掛けると、
その方の過去の投稿も拝見して、
生き方、考え方などからも、
素直に学ばせていただいています。
そうすることで、視野を狭めず、
人としてどう生きるかを常に考えて、
自分のあり方を定められるのです。
人生、いつまでも、学び続け、
行動し続けることがとても重要です。
そのやり方は特別難しくはなく
誰でも実践できるシンプルなことです。
「とりあえずやってみる」
言葉にするとたった10文字の言葉ではありますが、
この言葉の中には大きな可能性が眠っています。
心を開き、素直に吸収して、
まずは「最初の一歩」を踏み出していきましょう。