体型についての悩みは性別、年齢問わずにあるものです。美容面以外にも健康診断の結果をうけて健康面からもダイエットをする人も少なくありません。しかしダイエットは長続きしないとよく言われています。
それは最初に決める運動の量や内容、食事制限のハードルが高いく心理的負担が大きいためだといわれています。
出だしはやる気があるので辛く感じませんが、日々こなしていくうちに体重変化でいえば停滞期が訪れるあたりから段々とやる気もなくなっていきます。頑張ってダイエットをしているのに成果が見られないことに苛立ち、報われなさに悲観的になり、ついにはダイエットをやめてしまうことになります。またダイエットをやめてしまったことや、今までの反動でたくさん食べてしまいそれついて罪悪感をもつようになります。
自分を追い詰めてしまうだけの苦しいものがダイエットだと思ってしまうことになります。
体重測定もある程度の決められた運動や食事制限も必要ですが、心身ともに余裕を持つことが何よりも大切です。
必須栄養素を摂取しないで低カロリーの食事ばかりしていると体はそれに慣れてしまい基礎代謝が減ってしまいます。ダイエットをして理想の体重、体型になれたところで元の食事にもどると基礎代謝が減っている分だけ摂取カロリーが増えることになり、結果的に太ってしまいます。
脳もダイエットを続けるうちに疲れてしまうといわれています。体に負担をかけるダイエットはお勧めできません。
短期間に10キロ単位で痩せる企画などがありますが、何か月も何年もかけてついた脂肪はそう簡単には取れないと割り切って気長にコントロールすることが望ましいです。
ただし、正月太りのように短期間で体重が増えることがありますが、これは塩分が高い食事をとり過ぎたためですので水分を多くとり普通の食事量に戻すことで短期間に元の体重に戻りやすいといわれています。
忙しくてまとまった時間運動ができない人は大きな筋肉を動かすことをおすすめします。体の中の大きな筋肉といえば大腿筋、太ももです。スクワットは動くことなくその場でできます。肩幅に足を広げ膝を直角になるまで曲げます。この時膝より前に上半身が出ないように気を付けます。
素早くするのではなく一回をゆっくりと時間をかけて正確にします。時間は1分間を目安にします。1分間のスクワットならば朝起きてから、テレビを見ながら、夜寝る前、などこまめに時間を見つけて負担に感じることなくできます。
食事面ではとにかく暖かいものをとるように心がけると良いです。心身ともに無理のないダイエットが長続きする良いダイエットだといえます。