2018年11月13日のTBS系「教えてもらう前と後」で、髪の2大トラブル白髪と抜け毛の髪トラブルを防ぐための正しいシャンプーのやり方を紹介しました。
髪の2大トラブル白髪と抜け毛の原因の一つが毛根の皮脂つまりです。天皇陛下の理髪係を担当していたことがある大場隆吉さんが、正しいシャンプーのやり方として紹介したことを、補足を加えながら書きます。
シャンプーを行う場合、まず39度程度のお湯に設定したシャワーで3分を目安に予洗いします。シャワーの温度は熱すぎると皮脂を取りすぎてしまい、低すぎると汚れがとれません。体温より少し高い位の温度がちょうど良いとのことです。シャワーの水圧を利用すれば、汚れの7割はとることができます。
髪の毛を洗うのではなく桃を触るとき位の力加減で頭皮を洗います。シャンプーを付けたら髪の毛の生え際から頭頂部にかけて指を滑らす様になじませます。その際に空気を上手く含む様にすると良く泡立ち、頭皮に傷をつけずに皮脂を上手く落としてくれます。
頭皮にダメージが出てしまうので、力は入れすぎないことはもちろん、爪をたてない様にした方が良いでしょう。
髪を洗ったあとのすすぎは、洗ったあとの2倍位の時間をかけるのが良いです。すすぎにより泡が無くなったかなとなってから、さらに1分以上すすぐと良いでしょう。
シャンプーが頭皮に残っている状態だとそれが頭皮に刺激につながりあらたな頭皮トラブルを引き起こすことがあります。例えば、石鹸を手につけたまま長時間放置してしまうと手に皮膚トラブルが起きてしまうことがありますよね。理屈はそれと同じです。
ドライヤーは、動かさずに使うと温風が特定の部分に長時間あたってしまい乾燥を引き起こしたり場合によっては軽いやけどにつながったりすることがあります。それを防ぐために、頭皮から20センチ以上離してつねに動かしながら温風をあてると良いとのことです。
また、8割程度乾いたと思ったら冷風に切りかえると、髪にはりとつやが出るのでおすすめだと言っています。