ボジョレーヌーボー

ボジョレーヌーボーとは何かというと、フランスのブルゴーニュ地方のボジョレー地区で作られているワインの事です。ボジョレーヌーボーは毎年作られている新酒で、ヌーボーには新しいという意味があります。
ボジョレー地方の土壌は非常にワインを作るのに適した土地の為、毎年新しく作られ、熟成期間も経ったの6週間と短いので、この新鮮さも魅力の一つです。

フランス政府からボジョレーヌーボーと認証を受けるにはいくつかの条件を満たす必要があります。まずボジョレー地区で作られている事です。またその年に収穫したブドウで作られており、そのブドウの品種はガメイ種でなければいけません。
ワインを作る際の製法は伝統的な醸造方法であるマセラシオン・カルボニック法でなければならず、アルコール度数も9度以上ないと正式に認められません。これら全ての条件を満たして初めてフランス政府からボジョレーヌーボーと認められます。

ボジョレーヌーボーの収穫は基本的には機械ではなく、手積みで行っています。何故なら、製造の際にブドウは房ごと使用しないといけない為、粒単位で収穫していく機械は使用する事が出来ません。
またガメイ種は他の品種と比較してもかなり背が低いので、一般的な機械だとうまく摘み取る事が出来ないという理由もあります。

ボジョレーヌーボーは炭酸ガス浸潤法とも言われるマセラシオン・カルボニック法という製法で製造されているというのも特徴です。一般的な普通のワインは、ブドウの粒をつぶしてから発酵させていきますが、ボジョレーヌーボーの場合は、ブドウの房をそのままタンクに入れてしまい、自然発酵させます。

するとブドウの重みによって自然と出てきた果汁が底にたまり、発酵の過程で炭酸ガスが発生します。
発酵が始まるとタンクの内部は、その炭酸ガスにより満たされ、その中でワインが醸造されていくので、ガメイ種特有の黒ブドウの果皮や色素、香りがワインに出やすくなるという事です。ボジョレーヌーボーが普通の赤ワインと比べても色が濃くて、香りもフルーティーなのはこの為です。

さらにブドウが元々持っている酵素によって、アミノ酸やコハク酸、アルコール等が生成される為、タンニンという渋みの成分も少なく、まろやかな味わいに出来上がります。
ボジョレーヌーボーの解禁日は毎年11月の第3木曜日と決まっており、日本が日付変更線の関係で、世界で一番最初に解禁されます。日本でも海外でもボジョレーヌーボーは人気です。初物が好きな気質や、ワイン特有の渋みが少なくフレッシュな味わい等が好まれています。また本国であるフランスより先に解禁されるのも、日本での人気の理由の一つです。

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