大谷翔平“選手会MVP”受賞

アメリカ大リーグ選手会は28日(日本時間29日)、エンゼルスの大谷翔平投手が選手間投票で選出する年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたと発表。さらには、ア・リーグ最優秀野手賞も獲得する“ダブル受賞”となり、海外でも大いに沸いている。

メジャー4年目となる大谷は今季、打者として打率・257、46本塁打・100打点を記録し、さらに投手として23試合で9勝2敗、防御率3.18の好成績を挙げた。

選手会の投票によると「年間最優秀選手」の受賞は“日本選手初”「ア・リーグ最優秀野手賞」は2004年のイチロー氏(当時マリナーズ)以来、日本人として2人目となった。両リーグからは1人ずつを選ぶ記者投票によるシーズン最優秀選手“MVP”とは異なり、選手間投票では両リーグを通じて1人のみを選ぶ。

今回の賞は日々しのぎを削るメジャーリーガーたちの“総意”でもあるため、ファンからは・彼はGOAT(“最高”を意味する略語)だ。ほかに言葉は必要ない・彼の歴史はまだはじまったばかりだ・彼以外の選択肢はない。分かる人には明白だ・などと、大谷翔平右腕をたたえる声が相次いでいる。

現地26日には、二刀流による歴史的な活躍が評価され、コミッショナーから特別表彰を受けました。今後にも「ハンク・アーロン賞」「シルバー・スラッガー賞」などの発表が控えており、ネットでは「メインのMVPに向けて、まずは“前菜”を食べた感じかな」「これからポケモンを集める感覚でたくさん受賞しそう」「もうすべての賞を彼に与えろ」などの声が多数。なかには「大谷投手がア・リーグ“MVP”を受賞する日は?」「11月18日にMVP確定。いまからカレンダーに書き込んでおけ」と気がはやるファンの投稿も目立ちますね

エンゼルスは下位に低迷した事もあり、「エンゼルスのファンをやっていても楽しい事はないけど、オオタニを応援していると楽しいぜ」「彼を中心に優勝できるチームを作ってくれ。(エンゼルス主砲の)トラウトのように才能を無駄にしないでくれ」と訴えるファンや、なかには「彼はプレーオフにすら出場していないが…」とMVP受賞の“資格”を疑問視する声も聞かれた。

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