幼稚園、小学校、中学校、高校…。お子さまの入学時にお祝いをいただいた場合、そのお返しとしてお贈りするのが入学内祝いです。わが子のためにいただいたお心遣いへの感謝の気持ちをきちんと伝えたいものですね。◇どのようなものを贈れば喜んでいただけるのでしょうか? ここで、入学内祝いの人気ギフトランキングや、実際に入学内祝いを受け取った方々にお聞きした相場感とマナーについてもご紹介します。
◇過去5年以内に入学内祝いをもらったことがある全国の男女400名にギフト総合研究所がインターネット調査
うれしかったギフトはコレ! 入学内祝い人気ランキング!
もらってうれしかった入学内祝いランキング、☆1位にランクインしたのは【商品券・ギフトカード】☆2位には【現金】☆3位には【カタログギフト】が入りました。
ベスト3に入ったギフトはどれも特定の品物ではなく、自分が好きなものを買ったり、選んだりできるという共通点があります。贈る側がよかれと思って選んだ品であっても、必ずしも、受け取る側がその品を気に入るとは限りませんね。そのような意味からも、受け取る側が本当にうれしいお返しとして、「商品券・ギフトカード」や「現金」、「カタログギフト」が人気になっているようです。
また、☆4位にはさまざまなギフトシーンでの定番品となっている【スイーツ】が、5位には、毎日の暮らしの中で役立つ【洗剤や入浴剤などの消耗品】が、それぞれランクインしました。
もらってうれしかった人気のギフトも◇年代◇によって贈り分けたほうがよい!?
人気ベスト☆3のギフトを【もらってうれしかった!】と答えた方々の年代別に見てみましょうね。
【商品券・ギフトカード】・【カタログギフト】を見ると、どの年代の方にも、ほぼ均等に喜ばれていることがわかります。対して「現金」では60代以上の方々のシェアが極端に少なくなっていて、ご年配の方々が入学内祝いで現金を受け取ることに抵抗を感じていることがわかります。
若い年代の方には現金を贈る場合も、ご年配の方には、現金を避けて、カタログギフト・商品券・ギフトカードを贈るなど、贈り分けをするのも賢い選択なのかもしれません。
また、現金・商品券・ギフトカードには、贈る相手にあからさまに金額がわかってしまうというのが悩みの種に。最近、贈る相手の年代や趣味・嗜好に合わせたさまざまな種類の◇カタログギフト◇がありますので、そのような場合には選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょう。
もらった☆入学内祝☆いはいくらぐらいのものだった?
1位 贈った◇ギフトの半額くらい 37.8%
2位 贈った◇ギフトの半額以上 21%
3位 贈った◇ギフトと同じくらいの金額 19.8%
4位 贈ったギフト・1/3くらいの金額 12.8%
5位 贈った◇ギフトの1/3より安価 8.5%
入学内祝いをもらったことがあるみなさんに、その相場についてお聞きしたところ。
出産内祝いや結婚内祝いなど、一般的な内祝いの相場は「もらったギフトの1/3~半額程度」だと言われていますが、入学内祝いでは、半額かそれ以上のものをお返ししている方が多い、ということがわかりました。
ご自分ではなく、わが子にいただいたお祝いだからこそ、【しっかりと感謝の気持ちを伝えたい】という気持ちの表れなのかもしれませんね。
最後に、【こういう入学内祝いはがっかり…】というマナー違反をご紹介します。お子さまのためにも、相手にマナー違反だと思われることなく、きちんと「ありがとう」の気持ちが伝わる入学内祝いを贈りましょう。