最近の恋愛には、スマホやSNSが必要不可欠となっている。10代がSNSを使った恋愛事情について見てみると、中学生、高校生、大学生と、成長の過程ごとに事情は異なるようです。
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中学生にとって、恋愛でもLINEは重要アイテムです。ティーン向けのファッション誌にも、“LINE”での告白方法” “脈アリLINE”などが特集されている。
中学生は“LINE” “SNS” のメッセージ会話が “恋愛” の中心なので、◇告白・別れるときもLINE◇でということは多い。『別れよ』って送ったら『バイバイ』ってきて、それ以来話さないでそのまま卒業しちゃった。
もちろん事で告白も“LINE”だが、ある男子中学生が同級生に“LINE”で告白したら、「キャプチャを撮られて女子の間で回された」という。みんなが自分を見て笑っているので気づいたそうだ。LINEは元々プライベートなやり取りができるツールですが、このようにキャプチャを撮られて回されることは少なくない。
「嘘告」も流行中だ。罰ゲームなどで異性に“LINE”で嘘の告白して、相手が本気にしたら、みんなで反応を見て笑うという残酷な遊びだ。◇一度は※嘘告※の被害者◇になり、人間不信に陥り。どんなメッセージ会話をもらっても嘘かもと思ってしまうという子がいた。「メッセージ会話を送るときもかまえてしまう」と怯えていた。
◇イケメンでインスタ映えするOK男子が人気◇
ティーン向けファッション誌で、人気モデル達は現在の恋人の名前を明かし、彼氏とのツーショット写真も公開している。昔と今の時代が違い、恋人がいて良い関係であること自体があこがれの対象となるのだ。
出会い系サイト・アプリがどのようなサービスや興味がありますか?」という質問で、約4人に1人(23%)が「あるとこたえています。
高校生になると、恋人がいる事はステイタスになる。SNSを通じて知らない異性と出会う事にも積極的だし、抵抗感も少なく“警戒心”が乏しい子は多い。SNSなどで交流して親しくなったら会うのが定番です。
男性の手や靴が写り込んだ写真など、彼氏がいることをほのめかす写真を撮ってInstagramに投稿する例は多いようです。Instagramのストーリーズで恋愛の愚痴を投稿したり、好きな相手に対する告白めいた事を投稿する子もいる。
全体には、Instagram映えする男子が人気となっているようだ。イケメンで、デートなどでのインスタ映えする写真の撮影に協力してくれる男子が人気というわけだ。
浮気防止、周囲への幸せ自慢にもなるので、付き合っていることやデートなどはをSNSに投稿してくれる彼氏が歓迎される。同じTwitterアカウントでカップルで運用する「カップル垢」を作ることが憧れという子もいた。やはり付き合っていることを隠さないで、ツーショットを公開してくれる男子が人気となっている。
◆大学生はSNSで恋愛ができない
大学生になると“SNS”での人間関係が筒抜けになるので、◇同じ大学では恋愛しづらい◇という話を聞く。「元彼、その前の彼とかも周囲にわかってるし、Twitterをさかのぼられ色々特定されたこともある。別れた人や“人間関係”に影響する事から、“SNS”は出来れば避けたい」。また、大学用の“大学垢”を作ったりして、複数アカウントを使い分けることが普通になってくる。
これが、出会いを求める人達を結びつける為の“マッチングアプリ”を流行にも繋がっている様です。◇付き合っても別れても人間関係に影響しないから楽◇という。Facebook認証などが必要なため、業者やサクラの登録が多いと言われる出会い系アプリよりも安全と考えられており、使っている子は少なくないようです。
10代の恋愛において、“SNS”が現実の生活と変わらない大きな意味を持っていることがわかっていただけたのではないか。SNSコミュニケーションが恋愛に影響したり、SNSで自慢できる事が目的となったり、SNSで出会うこともある。ネット“SNS”で出会った人なんて、と警戒する事ではなく、新しい人間関係が生まれる場として見てみるのも面白いかもしれないですね…
相手のSNSアカウントだけではなく、その人の友達のアカウントも見れば、その人に関する何かしらの情報を得る事が出来るようになりました。相手の行動を常に監視しようと思えば簡単に出来る様になったのがSNS時代で、恋人に具体的な束縛はされていなくても、なんとなく重荷に感じている人は多いと思います。