冷えも暑さもケアできる麦茶の魅力

最近では、いろいろな飲みものがあるため、麦茶を飲む方も少なくなってきたかもしれません。ですが、麦茶は夏に飲むには最適なのみものです。

梅雨冷え対策にも、夏の暑さ対策にもお勧めの「麦茶の魅力」をご紹介します。

子供の頃からなれ親しんできた“麦茶”は、大麦を炒ったものを煮だしたお茶ですね。

大麦は水溶性食物繊維が多いため、昨今腸内環境の改善に役立つとして注目の食材ですが、残念ながら麦茶には食物繊維が含まれていません。その代わりに、食べる大麦には含まれていない為、大麦を焙煎することで生まれる“アルキルピラジン”という香り成分が含まれています。
麦茶のアルキルピラジンとは

大麦を焙煎することで生まれる香り成分に『アルキルピラジン』は、麦茶の香ばしい香りのもととなっている成分です。このアルキルピラジンには、血液の流れをスムーズにする働きがあります。

この成分は、ハトムギ茶ではなく大麦を使った麦茶に多く含まれる成分ですので、必ず大麦の麦茶を選びましょう。

冷えも暑さもケアできる麦茶の働き

梅雨の気温が低い日や冷房がかかった室内に長くいると、どうしても身体が冷えて、抹消部への血流が滞ってしまいます。

麦茶に含まれるアルキルピラジンには、“血液の流れをスムーズ”にする働きがあるため、冷えを感じたときには温かい麦茶を飲みましょう。アルキルピラジンの効果は“60分”ほど持続するといわれています。

暑さ対策にも「麦茶」
気温が高い時期には、冷えを感じることは少ないかもしれません。ですが、湿度によってむくんだり、汗をかくことで身体から水分が蒸発して血液が濃くなったりすることで、血流が悪くなる場合があります。

そんなときにも麦茶がおすすめです。アルキルピラジンの力で“血液の流れ”をスムーズにするだけでなく、麦茶は“ミネラル”が豊富です。ですから、汗で失われたミネラルを補給して体内の水分バランスを保つことで、むくみの予防にもつながります。

また、Pクマル酸と呼ばれる抗酸化物質も含まれていますから、紫外線対策にも。

水分補給は毎日必ずおうことですから、飲みものを変えるだけで身体をケアできるのはうれしいですよね。冷えも暑さもケアしてくれる麦茶この夏は麦茶を飲んでみてはいかがでしょうか。

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